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味噌汁が薄いときの対処法は?味噌とだしを足す判断基準を解説

味噌汁が薄いときの対処法は?味噌とだしを足す判断基準を解説

味噌汁を味見して「少し薄い」と感じても、最初から作り直す必要はありません。
ただし、すぐに味噌や醤油を足すと、塩味だけが強くなり、かえって整えにくくなることがあります。

大切なのは、味噌の風味と塩味の両方が弱いのか、それとも塩味はあるものの、だしの風味が足りないのかを確かめることです。
前者なら味噌を少量ずつ溶き足し、後者なら味噌を増やす前にだしとのバランスを見直しましょう。

味の感じ方には個人差があるため、目安量だけで仕上げを決めず、実際に食べる方の好みに合わせて調整することも大切です。

この記事では、薄くなった味噌汁を整える順番、味噌やだしを追加する際の注意点、次回から味を安定させるコツを、私たちちくま味噌がやさしくご紹介します。

味噌汁が薄くなるのはなぜ?味噌不足とだし不足を見分ける

味噌汁が薄いと感じたとき、まず確認したいのは「味噌らしい風味も塩味も弱いかどうか」です。
両方が弱い場合は、汁の量に対して味噌が少ない可能性があります。
一方、塩味は感じるのに全体がぼんやりしているなら、さらに味噌を足すよりも、だしの風味や水分量を確かめるほうが整えやすくなります。

農林水産省が紹介する味噌汁1杯分の目安は、水またはお湯約150mlに対して味噌大さじ1です。
ただし、味噌は地域によって味わいが異なるため、分量を調整するよう案内されています。
この目安は、完成した鍋へ大さじ1をそのまま追加するという意味ではなく、汁と味噌の基本的な比率を考えるための参考として使いましょう。

水やだしを目分量で加えた場合や、予定より汁の量が増えた場合にも、味噌との比率が変わります。
具材から出る水分は食材の種類、量、切り方、加熱時間によって異なるため、「この具材を入れたから必ず薄くなった」とは決めつけられません。
まずは現在の汁の量と、加えた味噌の量を振り返ることが先決です。

また、普段と違う味噌を使ったときは、同じ分量でも同じ味になるとは限りません。
文部科学省の食品成分データベースでも、味噌の種類によって食塩相当量に違いがあることを確認できます。
個別の商品でも味わいは異なるため、初めて使う味噌では、パッケージの表示を見ながら少なめに溶き、最後は味見で整えてください。

薄い原因を確かめるときは、口に残る塩味だけでなく、飲んだ瞬間の香りや、後から感じる物足りなさにも目を向けます。
味噌を足した試し汁で香りとコクが整い、塩味だけが突出しないなら、味噌不足だった可能性が高いでしょう。

反対に、少量の味噌でも塩辛さが先に立つ場合は、味噌を増やす対処が合っていないと判断できます。
判断に迷う場合は、鍋全体へすぐ調味料を入れず、少量の汁を器へ取り分けて試します。
取り分けた汁に味噌を少し溶かして味が整うなら味噌不足、塩味だけが強くなるなら、だしや水分量とのバランスを見直すとよいでしょう。

味噌汁が薄いときの対処法は?味噌とだしを少しずつ足す

最初に鍋の火を止め、少量の味噌汁を取り分けて味を確かめます。
味見に使う汁は具材の多い部分だけを取らず、鍋全体を混ぜてからすくうと、実際の濃さを確かめやすくなるでしょう。

熱い鍋へ味噌を直接追加すると、溶け残った部分の味で判断を誤ったり、必要以上に濃くしたりすることがあるため、お玉の中で
汁と味噌をよく溶いてから鍋へ戻す方法が分かりやすいでしょう。

味噌の風味も塩味も弱い場合は、味噌を少しだけ溶き足し、鍋全体を混ぜてから再び味見します。
ちょうどよいところで止められるよう、最初から追加量を決め打ちせず、「溶く・混ぜる・味見する」を繰り返してください。
味噌の種類や鍋に残っている汁の量が違えば、必要な追加量も変わります。

塩味はあるのに物足りない場合、味噌を重ねると、味噌汁らしい風味が整う前にしょっぱくなる可能性があります。
この場合は、使っているだしの種類や濃さを確認しましょう。
顆粒だしや市販のだし製品を補う際は、製品ごとに味や塩分が異なるため、表示された使用方法を確認し、少量から試すことが欠かせません。

味見の際は、一口ごとにすぐ調味料を重ねず、全体をよく混ぜてから判断します。
味噌やだしが鍋の一部に偏っていると、同じ鍋でも場所によって濃さが変わり、必要以上に追加してしまうことがあるためです。
味が整ったと感じたら、そこで調整を止めることも大切な判断になります。

対処の順番をまとめると、
①火を止める
②少量を取り分けて味見する
③味噌不足なら別の器やお玉で味噌を溶く
④鍋へ戻して全体を混ぜる
⑤再度味見する、という流れです。
だしを補う場合も、取り分けた汁で試してから鍋全体へ反映させれば、味を戻しにくいほど変えてしまう失敗を抑えられます。

味噌を足しすぎて濃くなった場合は、さらに醤油や白だしを重ねるのは避け、だしや水分を少しずつ加えて全体の濃さを見直します。
ただし、薄めるほど味噌汁の量が増え、だしや具材とのバランスも変わるため、一度に多く加えず、その都度味見してください。
味噌を追加した後に温め直す場合は、煮立たせないようにします。
マルコメの基本レシピでも、具材に火が通ったら一度火を止め、沸騰が収まってから味噌を溶き入れ、再加熱する場合は
沸騰直前で火を止める手順が示されています。

味噌汁を薄くしないためには?分量と味見のコツ

次回から薄くなるのを防ぎたい場合は、味噌だけでなく、水やだしの量から確認してください。
味噌を毎回大さじ1ずつ計っていても、汁の量が日によって違えば、完成時の濃さは変わります。
作る人数に合わせて最初の水分量を決め、加熱後に大きく減ったり、途中で水を足したりした場合は、味噌を入れる直前に全体量を見直しましょう。

味噌汁1杯分の参考量として、農林水産省は水またはお湯約150mlに味噌大さじ1、マルコメの公式レシピは水160mlに対して味噌約16〜17g程度を示しています。
どちらも絶対的な正解ではなく、使用する味噌や好みに合わせて調整するための出発点です。

新しい味噌へ替えたときは、以前と同じ分量を一度に入れないようにします。
甘味、塩味、香り、だしの有無などは商品によって異なるため、まず少なめに溶き、味見をしてから加えるほうが安心です。
だし入り味噌を使う場合も、ほかのだしを重ねる前に、味噌だけを溶いた時点の味を確かめましょう。

家族で好みが分かれる場合は、鍋全体を濃くする前に、まず基本の濃さで仕上げる方法が向いています。
濃い味を好む方の分だけ椀に取り分け、溶いた味噌を少量加えるようにすれば、全員分を一度に濃くしてしまう失敗を避けやすくなります。
特に初めて使う味噌では、鍋全体より一杯分で試すほうが、その味噌の特徴をつかみやすいでしょう。

味噌を入れる前にだしを一口確認しておくと、完成後に物足りなかった場合、だしと味噌のどちらを見直せばよいか判断しやすくなります。
味噌を溶いた後も味見を行い、ちょうどよいと感じたところで調整を止めることが大切です。

味噌汁の味が毎回変わってしまうという方は、 水分量、味噌の種類、だしの濃さ、計量方法のどれかが前回と異なっている可能性があります。
毎回近い味にしたいなら、水やだしと味噌の両方を計量し、使った分量を簡単に記録しておく方法が向いています。

まとめ|薄い味噌汁は原因を確かめて少しずつ整えよう

味噌の風味と塩味が両方とも弱いなら、火を止めた状態で味噌を少量ずつ溶き足します。
塩味はあるのに物足りない場合は、味噌を増やす前にだしとのバランスを確認してください。
どちらを足すか迷ったときは、鍋全体ではなく、取り分けた少量の汁で試す方法が安心です。

次回から味を安定させるには、水やだしと味噌の両方を計量し、味噌を入れる前後に味見します。
使う味噌を替えた際は、同じ量で同じ味になるとは限らないため、少なめから調整しましょう。

味噌汁の味わいは、分量だけでなく、味噌そのものが持つ香り、甘味、コクによっても変わります。
私たちちくま味噌は、創業以来300年以上にわたり、受け継がれてきた伝統を大切にしながら味噌づくりを続けてまいりました。
公式サイトでも、元禄初年の創業から300余年を迎えたことをご紹介しています。

毎日の味噌汁を整えるときには、分量だけでなく、使う味噌の個性にも目を向けてみてください。
いつもの味噌を見直したくなった際は、300年以上の歴史を受け継ぐ、ちくま味噌の商品もぜひご覧ください。

🎈私たちがお届けしたいこと

東京都江東区にあるちくま味噌は、1688年創業の歴史を持ちながら、今の暮らしに合う使いやすさも大切にしています。

味噌は、時間に追われる暮らしの中でも、食卓を整える力を持っています。
だから私たちは、特別な日だけでなく、平日のふつうの一杯に選ばれる味噌を届けたいと考えています。

忙しい共働き家庭で味噌汁を続けることは、難しそうに見えて、実は少しの設計でかなり楽になります。

疲れている日でも、少しだけ整えたい日にこそ役立つ料理です。

安心して続けられる方法を、私たちと一緒に見つけていただけたら幸いです。

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【Q&A】

味噌汁が薄いときは、まず何を足せばよいですか?
味噌を足す前に、塩味とだしの風味を確認しましょう。
味噌の風味と塩味の両方が弱ければ、火を止めて味噌を少量ずつ溶き足します。
塩味はあるのに物足りない場合は、味噌を増やさず、だしとのバランスを見直してください。

味噌汁1杯に入れる味噌の量はどのくらいですか?
水またはお湯150〜160ml程度に対し、味噌大さじ1前後が基本的な目安です。
ただし、味噌の種類や商品によって塩味や甘味が異なるため、目安量を一度に入れず、少量ずつ溶いて味見しながら調整しましょう。

味噌汁が薄いときに醤油を入れてもよいですか?
醤油で塩味を補うことはできますが、醤油特有の風味も加わります。
味噌汁らしい味を保ちたい場合は、まず味噌不足かだし不足かを確認し、醤油は風味を変えてもよい場合の
補助的な選択肢として使ってください。

味噌汁が薄いときに白だしを加えてもよいですか?
白だしで、だしの風味と塩味を補える場合があります。
ただし、商品によって濃縮度や塩分が異なるため、鍋へ直接多く入れず、取り分けた少量の味噌汁で試してから
全体へ加えると失敗を防ぎやすくなります。

味噌を足しすぎて濃くなった場合はどうすればよいですか?
だしや水分を少量ずつ加え、混ぜるたびに味見をしてください。
一度に多く薄めると、味噌汁の量が増えるだけでなく、だしや具材とのバランスも変わります。
醤油や白だしなど、塩味のある調味料をさらに加えるのは避けましょう。

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