株式会社ちくま

豆知識

味噌ができるまで

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原料の準備

主な原材料は、
・大豆
・麹(米麹、麦麹、または豆麹)
・塩

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大豆を洗って、
一晩水に浸す

大豆は約2〜3倍に膨らむので、
たっぷりの水で浸します。

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大豆をやわらかく
煮る / 蒸す

圧力鍋や大鍋で、
指で簡単に潰せるくらいの
柔らかさまで煮ます。

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大豆をつぶす

発酵しやすくするため、
煮た大豆をすりつぶして
ペースト状にします。

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塩と麹を混ぜる

塩と麹をよく混ぜ
「塩切り麹」を作ります。

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大豆と塩切り麹を混ぜる

つぶした大豆と塩切り麹を
均一になるよう
混ぜ合わせます。

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味噌玉を作って、
味噌容器に詰める

空気が入らないよう、
団子状にして
容器に叩きつけるように詰めます。

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熟成・発酵(寝かせる)

常温または低温で6ヶ月〜1年以
寝かせます。

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完成

熟成が進んだら、
味噌の完成です!

熟成期間の目安

味噌の種類熟成期間特徴
白味噌約1〜3ヶ月甘くてやわらかい風味、発酵が浅い
合わせ味噌約6ヶ月前後バランスのとれた味
赤味噌1年以上コクが深く、塩味・旨味が強い

ポイント

・カビ対策
塩の濃度や清潔な環境が重要。
・温度管理
発酵には20〜30℃が適温。
・空気を抜く
発酵不良やカビ防止のために密封が大切。

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1000年の知恵
今日の元気に

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味噌は「ただの調味料」ではなく
栄養価が高く、健康効果に優れた発酵食品です。

成分含有量(目安) 特徴・役割
タンパク質約12g大豆由来。体の材料になる必須栄養素。
脂質約6gバランスのとれた味 大豆脂質。コレステロール抑制に働く不飽和脂肪酸。
炭水化物約17gエネルギー源。麹由来の糖分を含む。
食物繊維約5g整腸作用。便通改善に。
ビタミンB群B1, B2, B6 など代謝促進や神経機能の維持に重要。
ミネラルカリウム、鉄、亜鉛 など血圧調整、貧血予防、免疫力の維持に。
アミノ酸グルタミン酸、リジンなど旨味成分であり、疲労回復や脳機能にも関与。

味噌の効用

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効用1

腸内環境を整える

発酵過程で生まれる乳酸菌・酵母・酵素が腸内の善玉菌をサポートします。
食物繊維との相乗効果で便秘改善や免疫力の向上も期待されています。

効用2

生活習慣病の予防

発酵過程で生まれる乳酸菌・酵母・酵素が腸内の善玉菌をサポートします。
味噌汁を日常的に摂取している人は高血圧や心臓疾患のリスクが低いという研究もあります。

効用3

がん予防効果の可能性

国立がん研究センターなどの調査で、味噌汁の摂取が胃がん・乳がんリスクの低下と関連する可能性が示唆されています。

効用4

骨の健康をサポート

大豆由来のイソフラボンは、女性の骨粗しょう症予防に効果的であると注目されています。

効用5

脳・メンタルへの影響

味噌にはGABA(ギャバ)やアミノ酸が含まれており、リラックス作用やストレス軽減にも効果があるとされています。

味噌を美味しく保存するために

味噌は発酵食品であるため、保存状態によって風味・色・香りが変わってしまうことがあります。
せっかくの味噌の旨味や栄養をしっかり保つために、適切な保存方法で保管しましょう。

ポイント①

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味噌のおいしさを保つため、
冷蔵庫もしくは冷凍庫で保管しましょう。

※味噌は冷凍庫に入れても凍りません!
少し固くなりますが、 出してそのまま使えます!

ポイント②

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開封後は味噌の表面の乾きと酸化を防止するため、
ラップでぴったりとおおって
空気に触れないようにしましょう。

ひと工夫!

① 表面にうすく塩をふる
→ カビ防止に効果あり
②フタに和からしや酒をしみ込ませた布を入れる
→ 昔ながらの防カビ方法

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運営会社

会社名
株式会社ちくま
所在地
〒135-0031
東京都江東区佐賀1丁目1−15
ちくまビル2F
TEL
03-3641-3310
代表取締役
竹口 立修
創業
元禄元年(1688年)
取引銀行
三菱UFJ銀行